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職人**メンデル・ヨンカース

かつて‥‥‥

京都在住のアメリカ人建築家は「外でもなく内でもない」曖昧な「縁側」の存在こそが

日本建築独特の文化だと語った。

 

4年ほど前のHICA講演会での話である。

生粋のMIT精鋭の彼がいったいどんなDNAを受け継いだのか。
ホームビジットというプログラムで初めて京都を訪れた折り、町家の佇まいに魅了され

運命に導かれるようにそこを在所とした。

当時の彼は、日本の伝統や建築がその気候や風土に根ざした必然の美しさであることと

その美しさは「曖昧」という微妙なバランスに定義されていることを声高に

「日本」が見えなくなっってしまった灯台もとの日本人に灯を点そうとしていたように思えた。

ひたむきだった。

少々無愛想とも思われる語り口から、おおよそアメリカ人とは思えないほどに

シャイで不器用で静ひつな人柄を感じたのを覚えている。

もう日本でもあまり聞かなくなった「職人気質(かたぎ)」に

なぜか郷愁にも似た余韻をひいた出会いだった。

 

きっと前世は日本人だったに違いない。

 

 

 

 

そんな記憶をスルスルと巻き戻してくれたのが

今回のセミナー&サマーパーティーの主役、メンデル・ヨンカースという人の存在である。

 

 

当初は、「日本が拠点の外国人」「見目麗しき紳士」という共通のキーワードが

スイッチを入れただけに過ぎなかった。

ところがふたを開けると、ウィットの効いたトークやユーモア溢れる印象の一方で

彼のバックグラウンドには、連綿と受け継がれた鍛冶職人の頑固一徹な魂と

アクシデントをチャンスに変えてしまう強運の裏付けがあったのだと実感した。

 

また見つけてしまった‥‥‥門前の小僧。
オランダの門前の小僧は、いつしか運命に翻弄されながら生活の変化を余儀なくされ

やかて、彼の制作コンセプトである「フューチャー・アンティーク」の礎石を積む。

 

 

 

「フューチャー・アンティーク」‥‥‥‥未来にその価値を示すもの。

本物は時間の経過で朽ちることはない。

むしろ、そこに人の手や思いが加わることで輝きを増してゆく。

そして使い手はそれを代々受け継いで心をつなぎ

作り手は古来のスピリットに新しい風を吹き込んでゆく‥‥‥‥‥という意味だったか‥‥‥‥‥

 

 

 

 

その後、欧州で名声を得るも、手ずから「ものづくり」に関われなくなって行く環境に疑問を抱き

紆余曲折ののち、導かれるように日本へたどり着く。

但し、彼の場合、導いてくれたのはブルーノ・タウトや名だたる意匠家ではなく

オランダ美人だったというところが、実にメンデルらしく

それでいて、ややドラマチックが過ぎる感は否めない。

 

 

それにしても、私のデジャブュ体感は、あながち、妄想でもなかったようだ。
セミナーで投げかけた「美しさとはなに?」の問いかけに逡巡する聴衆をしり目に

彼は、「美しさとはバランスである。」と言い切った。

この時確かに、二人の職人は私の中で重なった‥‥‥‥‥と‥‥‥‥‥思う。

 

 

ただ‥‥‥‥‥どうもメンデルの前世は日本人ではなさそうである‥‥‥‥‥‥

 

kofumi

 

 
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