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ICの現場

5.22~23、「中四国家具展示会」にてインテリアコーディネートブースを提案 後編

報告:朝枝恭子

22日(火)展示会初日。9時30分、オープニングセレモニーが始まりました。

盛大な拍手の中テープカットが終了し、いよいよ展示会初日スタートです。(※22日は伊藤さんの報告でお送りします)

 

私(伊藤)も、HICAのブースへ戻り来場の方々を待ちました。

昨日、餅川さんがご用意してくださったグリーンも生き生きとし、大久保さん達が生けてくださった花も美しく来場の方を出迎えてくれました。

 

11時半頃になると人も増え、多くの方々がHICAのブースへ立ち寄り、お話をする機会がありました。今回初めてHICAを知ったと言う方や、「素敵ですね!」とおほめの言葉を頂いたり、ご来場の方々と楽しいひと時を過ごす事が出来ました。

途中、HICA会員の吉本真子さんがお手伝いに来てくださり、昼からは大段さんが来てくださり、常に担当が付いてご説明をする事が出来ました。

23日(水)展示会2日目。

「花が心配だから…」と生け花をお願いした大久保さんが先生と一緒にバケツ持参で顔を出されました。

当日は、家具をお借りしたメーカーさんと話したり、照明や小物をお借りしたメーカーの担当者さんが顔を出されたりで有意義な時間でした。

 来場の方も家具やインテリアを興味深くご覧になっていただけてうれしい時間でした。

 

16時、展示会は終了を迎え、搬出開始。そこからは時間との戦いです。

各担当とも脇目も振らず、各自目につくものをまとめ、梱包し、迅速かつ丁寧に作業をすすめました。

 

結果、1時間程度で搬出完了。

すべてを終えて会場の外に出ると静かな夕暮れの日常が広がっていました。ここ数日の疲労感を引きずりつつ、担当同士で少し談笑をして会場を後にしました。

 

以下は担当の感想です。

「今回初めて参加させていただきました。この家具展を通していろいろな方との出会いと、担当されたICの皆さんがそれぞれの持ち味を生かしつつ、一緒になって1つのものを造り上げていく。ICにとって貴重な経験をさせていただき、嬉しく感じています。他のICの方にもぜひ経験していただき、又新しいHICAのブースを輝かせていただきたいです。(伊藤富士子)」

 

 「二度目の家具展では、前回の反省をふまえた新しいカタチでの提案で参加でき、よい経験となりました。HICAとしての実績としても、また新たな一歩だと感じています。(大段菜穂美)」

 

「今回はそれぞれのICが仕事で忙しい中、少ない時間でアイデアを出し合ってひとつのブースが出来上がったことをうれしく思います。皆さんのプランが素敵だったので、それに合った植栽を作りました。関わったIC全員のキャリアが集まることでそれぞれの家具を生かすための提案ができたのではないかと思います。(餅川まり子)」

 

 

 

「担当それぞれの持ち味を出し合い、足したり引いたりしながら上手く化学反応を起こすことができたと思います。コーディネーター仲間と一緒に仕事をすることの楽しさを感じました。(小田綾子)」

 

「グループでやる難しさもありましたが、担当者一同、それぞれの持つスキルと人脈を活かし、またHICA賛助会員メーカーさんのご協力もあり、家具協同組合さまのバックアップのお陰もあり、コンセプト決定からブース作成まで、妥協することなく進められました。個人ではできない大きな成果を上げられたと感じています。(朝枝恭子)」

 

  

 

コメントをお書きください

コメント: 2
  • #1

    朝枝 (月曜日, 24 6月 2013 06:32)

    小田さん、UPありがとうございます。写真付きで見ていると記憶が鮮明によみがえりますね。今更ながらですが、何か、無事に終わってほっとしました。

  • #2

    SATO (水曜日, 26 6月 2013 12:33)

    担当された皆様、お手伝い下さった皆様 本当にお疲れ様でした。
    其々の持ち味が上手く出ているブースですね

    インテリアコーディネーターが活躍できる場が増える一助になったと思います。

5.22~23、「中四国家具展示会」にてインテリアコーディネートブースを提案 前編

報告:朝枝恭子

 

5月22日(火)23日(水)の2日間に渡り、広島サンプラザを会場に「中四国家具展示会」が開催されました。その中の企画として、広島県家具協同組合さんより広島県インテリアコーディネーター協会(以下HICA)に「コーディネートブース」の依頼があり、HICAの会員有志が参加しました。

 

 

 

始まりは昨年12月。広島県家具協同組合さんよりHICAにコーディネートブースの依頼が来ました。

役員会での承認を経て会員の皆さんに参加者を募集し、今年に入り1月25日に説明会を開催しました。

 

説明会に顔をそろえたのは4人。照明デザインを専門とする小田綾子さん、二級建築士の資格も持ち工務店勤務の伊藤富士子さん、フラワー・グリーンデザイン専門の餅川まり子さん、そして前回に引き続き(2年前にも参加・HPに報告あり)参加でフリーICの私・朝枝恭子。

 

その後、前回も参加され、二級建築士の資格を持ち住宅メーカーに勤務する大段菜穂美さんが加わり担当者5人でスタートしました。

担当者が2度目に顔を合わせたのは2月のショールーム見学。

今回、ブース作成のための家具をご協力いただけるとのことで、マルニ木工株式会社とドリームベッド株式会社のショールームを見学し、そのまま第1回の打ち合わせで、大まかな使用家具を絞り、ブースの方向性などを話しました。

 

担当者は全員仕事を持ちながらの作業でしたので、概ねメールでやり取りをしながら担当を決め、後はその担当が役目をきちんとこなすという方法で進めました。

 

次に会ったのは4月の頭。ブース作成まであと1カ月半というところです。ここでブースの大きさに合わせて家具の確定、内装材や小物など、依頼が必要なものを決定し、それぞれがまた持ち帰り進めました。

途中、主催者サイドとの打ち合わせ、設営と担当されるフジヤさんとの打ち合わせも行い、最後の打ち合わせが5月のGW明け。

 

ここでは植栽も含めてコーディネートの最終確認や細かい詰めの部分の確認、展示会での搬入・搬出などの打ち合わせを行いました。

 

その後はまたメールでのやりとりで意思疎通を図りながら、どきどきとワクワクの搬入の日を迎えました。

  

21日午後、ブース作成のためにそれぞれ仕事を調整した5人が顔を合わせました。

 

餅川さんは2メートル以上ある木を積んで軽トラで登場。

そのほかもそれぞれ手配した小物やインテリア・エクステリア商品を持参しました。

 

おおがかりな作業はパース画を見ながらフジヤさんが仕上げてくださるので随分肉体労働は減りましたが、それでも重いタイルをイメージ通りに並べたり、脚立に登りグリーンや小物を取り付けたりとなかなかの力のいる作業でした。途中、HICA会員の大久保可織さん、木村由実さんもお手伝いのため参加いただき、17時を過ぎたころブースがほぼ完成となりました。

HIROSHIMA●MODAN イメージパース

38畳のスペースに3つのシーンを製作しました。

広島のコーディネーターが中四国の家具で表現する新しいジャパニーズスタイル。

題して「HIROSHIMS●MODAN」  製作ソフト:google sketchup 製作者:小田綾子

シーン1 花

シーン2 風

シーン3 森

「空の下のキッチン」展示レポート

  

このレポートは8月4・5日と開催された「HIROSHIMA DESING DAYS 2012」にて

HICAでコーディネートブースを企画運営した時のものです。メインメンバー3名の対談形式になっています。

 

 

すべてはこのキッチンから

小田綾:今年もHIROSHIMA DESIG DAYS 2012の開催にあたり、実行委員会から出展のお誘いがありました。HICAで何かしませんかと話を持ちかけるとすぐに白井さん(松岡製作所)が笑顔で「うちのキッチン提供しますよ。」と。これがすべての始まりでしたね。

 餅川:本当ですね。何かをするにはとても勇気が必要です。

でも小田さん、白井さんの話が盛り上がって面白そうだったので、参加させてもらいました。

 白井:はじめは、誰も手をあげないなら、MATSUOKAのキッチンPRしちゃおう!!という営業魂(笑?)からでした。

笑?)でもいつもと違う空間でのキッチンの展示、そこへコーディネーターの方がシルバーの塊にどんな色を重ねるのか・・・

どんどんウキウキしてきました。

 

 

 

 

 

プランニング

小田綾:キッチンをより魅力的にそして大胆に提案できないか?ということに焦点を絞り、プランニングしました。

住宅における中庭やデッキいわゆるアウトドアにキッチンを持ち出したら・・・。という発想になったんです。

屋外ジャグジーのように水回りのキッチンが屋外にあってもいいのではないか。HICAの役員会で少し構想を話すと以外にも面白がってくれたように感じました。これは進んでもいいのかな。と少し手ごたえを覚えました。

そして何よりもキッチンの確かな品質が助けてくれるという安心感がありました。

 

白井:ありがとうございます。

もともと、自由な発想で作るオーダーキッチンですが、普段のお仕事ではやはり、住宅の中に設置するので空の下のキッチンっていう突き抜けた発想!とっても気に入りました。

小田綾:打ち合わせは白井さんと1回、餅川さんと1回。短い時間でしたが内容の濃いものでした。

白井さんにデッキのレイアウトで迷っていることを相談したら「コーナーだけでもいいのでは。」と提案がありました。

目からうろこでした。

私は何とかしてキッチンを囲むようにと思っていたが違う考えに出会い、私のアイデアがブレイクスルーした瞬間でした。

いろいろなことがそれでクリアーになり、そこから一気にプランが出来上がっていきました。

餅川さんとは、三栄堂さんへフェイクグリーンを仕入に行きました。グリーンを選ぶ目が真剣そのものでプロの心意気を感じました。

 

白井:打ち合わせ、楽しかったですね。いいも、悪いも思いつくままに話してしまって、ついあちこち意見が飛んじゃうのですが、小田さんがにこにこと聞いてくれて、うまく吸い上げてくださいました。みんなで一緒に考えて、どんどんイメージを共有出来ていくのって本当に楽しいですよね。

 

 

 

イメージパース

小田綾:Googlスケッチアップでパースを製作。

多くの方が関わるプロジェクトなのでスムーズに的確にイメージを伝えるツールが必要と感じていました。

 

餅川:グリーンの選定と作成するものを考える時、小田さん、白井さんの言葉のイメージと共に、常にこのイメージパースを頭に入れながら行いました。

 

白井:本当に分かりやすくて、助かりました。

社内の会議でもこんな展示をしますのでキッチン提供します!

一目瞭然。現場での組み立ての時も、調整はあったけど迷いは少なかったですよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

準備そして現場へ

白井:小田さん、準備ありがとうございました。

 

小田綾:餅川さんもグリーンの下準備をされたのでは。

途中経過の写真を送ってくださったりしました。

準備していたものでも使わなかったものもありましたよね。

それだけ準備していてちょうど良い加減になるんだなーと思いました。

 

小田綾:準備といえば、白井さんから「エスプレッソマシンを導入できます。」との嬉しいお知らせがありました。

白井さんが会社でのお付き合いがあるメーカーで白井さんが頼まなければ実現されなかった事柄です。

 

イベント当日、来客をおもてなしする最高のアイテムが加わりました。

カフェの担当も白井さんに決定。豆の種類をセレクトしたり買い出ししたり準備に余念がありませんでしたね。

 

 

白井:そうですね。ミーレジャパンさんから貸していただけることになった時は

私が一番驚きました。

白井:せっかくの厚意を無駄にしたくなかったので、少しでもかっこよく演出できるように紙コップも色々探しましたし、お砂糖も絶対スリムタイプ!と決めてました。

豆も味をセレクト出来る楽しみがあればいいなぁ、と思って2種類用意しました。

最後までみつからなくて、MATSUOKAのショールームから持ってきた音符の形のマドラーを「可愛い」と褒められたので、ちょっとびっくりでした。

音符のマドラーを可愛く見せちゃうくらい、ブースの完成度か高かったってことでしょうか。

 

餅川:本当に嬉しかったですね。白井さんのこだわりを私たちも共有させてもらいました。

キッチン据付完了

小田綾:キッチンを搬入・組立をするところを間近に見ることができてよかったです。

松岡製作所さんから職人さんが2名来られましたが、その手際の良さ・正確さ・速さと言ったらありませんでした。

 

キッチンの位置が決まったところで白井さん・餅川さん・小田の3名に加え

餅川さんの息子さんでの美大生の和章くん・檀工房の檀上さんで作業開始。

 

程なくして原さん・福間さん合流。

 

白井:普段、なかなか見れないところですから…

でも、実はこのキッチンは展示用に作られてるので、すばやく組み立てられる作りになってるのです。

 

 

 

 

 

デッキ~グリーンアレンジ

餅川:空の下の・・・ということで、グラス類(細い葉物)トクサ・アイビーや、ねこじゃらしなどを使いながらも、キッチンや床がモダンなイメージだったので、モダンなアレンジも入れました。花器は存在感のあまりないものを使いました。最初は黒い花器のスチールグラスのアレンジはイスのそばに置いていましたが、お客さんが上がりにくいということで丸い照明の前に移動したら、デッキがすっきりして、良くなりました。引き算の効果に気づきました。製作時は、白井さんと、福間さんにも作ってもらいました。

 

白井:餅川さんが自由にどんどん挿していいよーっておっしゃって下さったのでオアシスに挿しこむ感触を楽しみながら夢中で作業。

楽しかったです。

 

小田綾:製作過程を見ていましたが、本当に早くて現場も整然としていましたね。

現場で作るにあたって特に気を配られたことってありますか。

餅川:皆さんプロなので、製作過程の作業は協力しあって、他の人の動きを見ながらてきぱきと作業されていましたよね。手伝ってもらったり相談したりしたのが結果的にスムーズに作業できたのでは、と思います。また、現場主義といいますか、一応作るものの案はありますが、あらかじめ作ったものを持ち込むよりできればその場を見て製作したほうがそこに合うようです。

 

 

玉砂利入れ

白井:玉砂利、白、正解でしたね。

 

餅川:寸法の調整に使うという小田さんのアイデアが見事に生かされましたよね。

白い玉砂利のおかげで、床の色とデザインが強調され、綺麗でした。また、現場の柱により、床面積と形が少し変わりましたが、玉砂利が役に立ちました。

 

小田綾:そういえば原さんが調達してきてくださった玉砂利の量がスペースにぴったりだったのです。

展示を見ただけで必要量が正確に分かるとはすごい!

まぐれ?いやこれは「経験がなせる業」と思いました。さずが原さん。

 

 

 

 

 

 

 

オーニングの色選び

白井:オレンジ、効いてましたよね。フロアーが縞々だから縞々はやめようとか、話しながら、みんなで決める作業は楽しかったです。

沢山の種類のオーニングを貸して下さったアスワンさん、それを抱えて来て下さった坂口さんにも感謝、感謝。

 

餅川:賛助会員さんの協力は本当に助かりました。大きな植木鉢を貸してくださった三栄堂さん、床に貼る人工芝を無償で提供してくださったサンゲツさんなど・・・。今回は必要に応じてこちらからお願いしたのですが、快く協力してくださったおかげでこのブースが実現しました。

 

小田綾:気が付けば皆コーディネーター(笑)。 色決めに口出しは要りません。

私は?といえばにやにやしながらその様子を見ていました。

 

餅川:そう、プロ集団なのです。でもここは綾子さんの手の内。

 

 

 

オーニング取付

白井:オーニングを通して見える照明の光に太陽を感じました。

餅川さんが持ってきて下さった、大きな樹も素敵でした。

チェアに寝転ぶと、確かに空を感じました、よね。

 

小田綾:設置も慣れた手つきです。

コーディネーターって本来 設計者なのに現場にも立つことができるんだなと思いました。手伝いの皆さんのいつもとは少し違う顔を見ました。

 

 

 

 

 

 

完成 

小田綾:写真では分かりづらいかもしれませんがデッキが段々になっています。

椅子にもテーブルにもなります。

 

照明も白い蛍光灯を外して白熱灯スポットライトでメリハリあるライティングにしました。

 

 

グリーンアレンジ

餅川:このアレンジは青空のポスターからイメージしました。

小田綾:そうだったんですね。

のびやかで自由な感じがしました。

 

 

グリーンアレンジ

小田綾:右の背の高い植栽は餅川さんが自宅の庭から切ってきた生のものです。空間に入った瞬間 周囲で見ていた人たちから歓声があがりました。

やはり生の迫力ってすごい。

空間全体を器にして生け花をしたという感じでした。

 

グリーンは家具とのバランスが考えられていて適度な分量で配置されていますね。

真夏の展示でしたが会場全体も一気に涼やかな雰囲気になりました。

 

 

グリーンアレンジ

白井:この玉子のアレンジ大好きでした。

ショールームでもまねしたいです。餅川さんのフラワーアレンジメント、ストーリーがあって素敵でした。

ひとつひとつも可愛いし、全体のバランスもきちんと考えてあって、これもまた、学ぶことが多かったです。

日々のプランニングでも、お客様のこだわりの細部に気をとられてると全体のバランスがおかしくなることがあるんですよね。近くから、遠くから、いろんな目線で見ること忘れちゃいけないですね。

餅川:気に入ってもらって嬉しいです。ステンレスのキッチンの上なのでガラスとグリーンで飾ろうと思いました。

遠くから見てあれはなんだろう?と思ってもらって、近くに来て見たらまた何か発見してもらえるようなものを作りたいと

思っています。なんだ、足はグラスだ・・・とか。積み上げただけですが。

 

 

椅子とユニット家具

小田:マルニ木工さんからお借りしたアルベルト・メダのラウンジチェアー。

実は直前まで迷って一番最後に決まったものでした。

現場に置いた瞬間、何を迷っていたのか忘れてしまうくらい ハマッタ!と思いました。

 

「天気のいい休日、このチェアーをリビングからデッキにちょいと持ち出して読書をする」というイメージです。

軽くて座り心地もよく角度も2段階あり機能的。

 

 

アウトドアランプ

餅川:この大きなランプ、座れるなんて驚きです。座ってみました。私でも大丈夫なので、皆さんOKです!

 

小田綾:外で使えるアウトドアランプです。

耐久性・明るさもあり、グリーンとの相性も良く使える一品です。

 

餅川さんのグリーンもシルエットで表現されていてまた違う味わいでよかったです。

 

 

キッチンとエスプレッソマシン

白井:まさか、この機械が借りれるとは思ってませんでした。

皆さんに喜んでいただいて、嬉しかったです。

濃いくてしっかりしたお味の「ローマ」

マイルドでやわらかいお味の「ヴォリュート」

「とっても濃いのでブラックで飲むよりもお砂糖とクリームを入れていただくのがお勧めです。」

2日間言い続けたので今でも覚えてますよ(笑)マイルド派のお客様が多かったですね。

私は「ローマ」に砂糖とクリームを入れて飲むのが好きでした。

小田さんはマイルド派から濃い派になりましたよね。

 

小田綾:そうそう途中で濃い方の「ローマ」が好きになりました。

砂糖をいれてかき混ぜずそのまま最後まで飲むというスタイルに嵌りました。

デッキにてお客様と対話

小田綾:さあ、いよいよイベント当日となりました。

ラウンジチェアーに腰かけエスプレッソを飲む紳士。

こんなシーンも待っていました。

 

餅川さんはどんなお話をされたのでしょうか。

 

 

キッチンのご相談にのる白井さん

小田綾:一般のお客様。松岡製作所さんのキッチンを前に目を輝かせていらっしゃいました。

同じ展示会場にいた設計者や業者さんにもキッチンの問い合わせは絶えませんでしたね。

白井さんは相当 忙しかったと思います。

 

 

 

デッキに腰かけスライドを見るお客様

白井:本当に、腰かけやすいスペースになりましたよね。

ちょっと隠れてる感じにもなって、一度座ると結構長くくつろいでいらっしゃる方が多かったように思います。

 

小田綾:このスライドはHICAのダイジェストで会員の坂口さんが作ったものです。

HICAを端的に紹介した見やすく伝わりやすいスライドになっていました。

前役員でもあり、写真撮影を担当していた坂口さんだから出来た作品だと思います。

大事に保管してますので必要な時はいつでも言ってください。(笑)

 

 

隣のブースでは、

白井:午前中はこんな風にきれいだけど、3時ごろからは元気すぎる子供たちがどんどん壊して大変そうでしたね。

学生さんたちみんな優しい。感心しました。

 

小田綾:穴吹デザイン専門学校の学生による参加型の展示。

人もオブジェのように見えます。

見るたびに形が変わり面白かったです。高い塔がいくつもあると思えば、時にはコップの海のようになっていたり。

 

 

学生運営のワークショップの様子

餅川:学生さんたちのブースは参加型の提案が多かったですね。とても楽しそうでした。

 

小田綾:広島女学院の学生によるワークショップ「8坪ハウス」です。

同じ形の8坪の家の模型に布や紙で色をつけてデザインし、敷地の模型の好きな場所に配置していくというものです。

展示は総じて提案型のものが少なくHICAのブースは唯一の提案型でした。

 

 

インターナショナルな交流も

白井:ニホングリッシュで頑張って対応しました。

多分ほとんど日本語でした。

 

小田:言葉の壁にも白井さんは物怖じしません。頼もしいです。

 

 

 

ほっ。

白井:エスプレッソ、私たちも美味しくいただきました。

疲れたらすぐ座る。すぐ座れちゃう展示。展示の一部になる。

 

餅川:木のデッキ、ほんとうによく座ったり歩いたりしました。それを見てお客さんも上がってくれるかなと思って。なんか、楽しそうな顔してますね。私達。エスプレッソ何杯も頂きました。イベントですものね。ショールームじゃ、注意されるかも・・・。

 

小田綾:私たちのブ-スは来客や出展者の間でも人気があったようで入れ替わり立ち代わり誰かしら話に来ていました。みんな接客で立ちっぱなし。少しの空き時間にデッキに腰かけエスプレッソ。こんなにいい笑顔に会えました。

 

 

セミナー

餅川:HICAのブースでPRしながら、建築家の方のトークも少し聴いたりもしました。世代の違いによる提案のちがいを感じました。HICAも世代が変われば提案も変わっていくのでしょう。私は中間どころから少し上の世代ですが。

 

小田綾:JCD(日本商環境設計家協会)のメンバーによる店舗や住宅の設計秘話などを司会進行の方が聞き出していくというセミナー形式でした。

3人の設計家のものづくりへの思いが聞けたように思います。

同時に自分のことを振り返るよい機会でした。

 

 

他の出展者との交流

白井:ものづくりをされる方のお話は熱かったです。

お勉強になることばかりでした。普段はなかなかじっくりとお話を聞く機会もないので、こういう場所に準備も含め3日いると色々な角度から色々な人のお話が聞けて楽しいです。

 

小田綾:2日間の展示の際、他の出展者と楽しく交流することが出来ました。

出展者は家具メーカーや建材・インテリアショップの方たちでお互いの仕事を見る良い機会でもあり、今後の活動においても協力していく可能性もありですよね。

「市場は案外近くにある」と思った事柄でした。

 

 

コラボレーション

白井:照明コラボ。HICAのブースが一番目立ってたので、きっとオファーがあったのですよね。

 

餅川:他の出展者の照明のコラボ、期間中に起こった楽しい出来事でしたね。HDDならではですね。こういう交流があることでお互い印象に残りますよね。途中、学生さん手づくりのキャンドルを購入して、キッチンに飾ったら、学生さん達が写真を撮りに来たりしてましたよね。未来のICになるかも・・・♪

 

小田綾:来待石で作った照明器具。島根の業者さんが「少しの間でいいのでブースに飾ってもらえませんか?」とオファー。

これも生の展示ならではの嬉しいハプニングです。

ひと時のコラボレーション。

 

 

心強い助っ人

白井:森さん、ご協力ありがとうございました。撤去の時も最後まで手伝ってくださって、とてもありがたかったです。沢山の人の力を借りてこそ出来たことですよね。長く役員を経験されてるので、ほんとにくたくたで大変なところがわかるんですね。そこへ手を差し伸べていただいて・・・本当にありがとうございました。

 

餅川:森さん、原さん、福間さん、清水さん、坂口さん他たくさんの方に手伝っていただきました。有難うございました。

 

小田綾:森さんにイメージパースを見ていただき酷評をいただこうと思ったのですが、「よくできてる」と言ってくださいました。恐縮。

そして展示について「ここまでよくやったなー。」とも言ってくださいました。

役員として長年HICAを引っ張ってこられた森さんからの言葉には感慨深いものがありました。

本当は手を貸したい気持ちがあったかもしれませんが今回はあえて遠くから見守ってくださっていたように思います。

そして最後の撤収のときにさりげなく来てくださって手伝ってくださいました。

こうした先人の存在があるから私たちはどこか安心して企画を進められたのかもしれません。

 

 

 

感想ノート

白井:もっと早く気付いて沢山の人に書いてもらえたら良かったですね。

あ、そして、私たちも書けばよかった。気づくの遅すぎですね。

 

小田綾:確かに。でも中盤でも白井さんが提案してくれてよかったです。どんな内容が書いてあったか少し紹介します。

 

空の下のキッチン。ピクニックの感じを思い出しました。

普通の塩おにぎりも何倍にもおいしく感じる感じ。

みどりの中のキッチン、きもちのいい風がふいてきそうです。

マイルド・・・おいしかったです。(O)

 

太陽の下で開放感たっぷりのキッチン、

気持ちが明るくなる素敵な空間だと思いました。(S)

 

 

ポスター(協力のかたち)

白井:このポスター、小田さんの作ってくれたブースのイメージパースと2つの中から選びましたよね。

私は、はじめそちらの方がいいのかなぁと思ってたけど、この空のポスターに決まって良かったです。ブースに貼られた大きなポスターも、とっても効果的だったと思います。

デザインデイズの準備期間中このポスターをプリントアウトした紙を会社のデスクの前に貼ってました。

 

餅川:小田綾子さん作成の このポスターも、ブース作成のイメージ作りになりました。また、協力してくださった賛助会員さんやその他の方たちの社名を載せてあり、少しでもお礼ができたのではないかと思います。

 

小田綾:そうですね。2案あったデザインどちらにするかでは相当迷いました。

最終的にイメージ優先でこちらに決めました。

「どこまで表現して何を捨てるか」ある時には苦渋の決断ですが、デザインには必要不可欠なことと思います。

 

皆様のご協力で2日間の会期を無事終えることができました。ありがとうございました。

 

HICAで提案型のブースをつくる機会をいただき、コーディネータという職種に求められているものや役割を改めて知りました。そして同時にHICAが多くの企業や人に支えられ応援されている団体であることを知りました。

 

今後のHICAの活動をさらに実りあるものにしていくことが恩返しになるのではと思います。

 

今後ともご協力の程、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

「新米ICママ・ウニコの展示会だより」

※IC=Interior Coordinatorの略

Vol.1 「Start!」

 皆さま、はじめまして。私、HICA(広島県インテリアコーディネーター協会)所属のICでございます。と言いましても、昨年IC資格を取得したばかりで、現場経験0(ゼロ)の全くの新米です。

 

一昨年、下の子が幼稚園に入園したのをきっかけにIC資格試験に挑戦し、合格はしたものの、会社に所属しているわけではないので当然仕事はないし、経験も積めないので、「何かのきっかけになれば…」とHICAに入会しました。

 

 そんな私の前にこの6月、HICAを通して降って湧いてきたのが「中四国合同家具展コンセプト(コーディネート)ブース」担当IC募集のお話。報酬はありませんが、「コーディネートを経験できる!? 資格取得依頼封印していたコーディネートのノウハウを思い出す良い機会になる!」と思い、おもいきって手を挙げました。

「中四国家具合同展」は11月9・10日、広島県立広島産業会館を会場に、中四国の家具メーカーの商品を全国から訪れるバイヤーに紹介する展示会です。このコラムでは、新米ICであり一主婦である私の家具合同展にむけての挑戦ぶりをご紹介させていただきます。

 

 

Vol.2 「Cast」

 「中四国家具合同展」コンセプトブース参加ICは全部で5人。広島の住宅会社の正社員であり、第一線でICのお仕事をされているOさん。内装工事の会社で20数年ICとして内装工事全般を手がけ、現在はフリーのICとして仕事をされているベテランのKさん。ICのほかにフラワーデザイナーの資格を持ち、地元でインテリアショップをされているMさん。そして、私と同期で、私の「一緒にやろ~♡」とのお願いを快く受けてくれた同じ新米ICママであるYさんです。皆さん、「スキルアップにつながるなら…」と手を挙げた有志の皆さんです。

 

 8月初旬のある日、初めての顔合わせ兼打ち合わせ、そして家具提供メーカーのショールーム見学がありました。コンセプトブースで使用する家具は、家具展に出展する家具メーカーの中からコンセプトブースへの家具の提供を引き受け入れてくださった地元家具メーカーさんの商品を使用します。その中でも、この日はマルニ木工→ドリームベッド→アンネルベッドの3つのショールームを回り、家具のピックアップのための下見をしてきました。ショールームには、すてきな家具や気になるコーディネートがちらほら…。皆さんに遅れをとってはと私もデジカメ片手に気になる家具をチェックしてきました。

 

この次のスケジュールとして控えているのが8月末日の家具協同組合さんへのプレゼンテーション。そこに向けて、お盆明けまで家具選びを開始します。意外にタイトなスケジュール! だというのに、子どもたちは夏休みで一日中家にいます。不安材料は多々ありますが、とにかく目の前のスケジュールに集中してこなしていくしかないでしょう!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Vol.3 「Select・select・select!」

お盆が明けたその日、私は自宅のダイニングテーブルにいくつもの家具カタログ、デジタル写真を広げ、格闘していました。

 

 今回行うコーディネートはHICAに与えられた大きなスペースに、LD(リビング・ダイニング)、寝室、子ども室の3つのコーディネートを配置するプラン。全体のイメージは、総合プロディースを担当のOさんが簡単な平面図とパースで見せてくれたので、その方向で各部屋で取り上げる家具をセレクトします。

 

 通常は顧客の方の好みや予算に合わせてコーディネートをしていくのかもしれませんが(残念ながら私は経験がありません)、今回はテーマや対象となる年齢層などはしぼりましたが、それ以外は自由。みんなが思いおもいに家具をセレクトし、最終決定は経験豊かな我らが総合プロデューサーOさんにゆだねるところとなりました。

 

 使用できる家具は限られているとはいえ、なるべくいろんなメーカーさんの家具をミックスさせたいと思うとリスト作りにも意外に時間がかかります。

 

 

 夢中になるあまり夕食作りが遅れ、普段19時からの夕食が20時過ぎからとなり、お盆休みの主人にまでとばっちりを負わせてしまいました。

 

 さて、夕食も済ませ、子どもも主人も就寝。いつもは子どもたちと一緒に早寝している私もやるときはやるのです。一通りセレクトが済んだところで、「これをどんな風にブース内に配置するのか?」が気になりはじめ、結局、平面図のラフ案をフリーハンドで描いてみることに…。

 

そこで取り出したのが作図用紙と三角スケール。わ~、何だか懐かしい使い心地! 真面目に使用するのは試験以来です(こんなんでICと言えるのでしょうか?)。しかしながら、 何とか過去の記憶をたどりつつ、ラフ案を完成させ、Oさんにメールしたところで締切は死守しました(偉いぞ、あたし!)。

 

 

 

 

 

Vol.4 「Presentation」

8月末日、ついにプレゼンテーションの日を迎えました。

  その日、私たち担当ICは14時からのプレゼンに先立ちお昼前から打ち合わせ。なにしろ、普段全く顔を合わせられない5人である上に、一人は福山、もう一人は安芸高田からわざわざ出向いてくださるので、会える日は少しの時間も無駄にはできないのです。メールでは意思の伝達はできても、建設的な話し合いはできません。

ところで、会って、話して、分ったことなのですが、今回集まった5人は、奇しくも20~60代まで各年代1人ずつ網羅していました! そこで、プレゼンについてはもちろんですが、仕事話から、インテリア、ファッションの話など、いろんな話が飛び出します。時として人はそれを「脱線」と呼びますが、そこで飛び出す話の数々が私にはとてもためになるのです。

例えば、

私「予算が限られると、どうしても限界がありますよね!?」

Kさん「予算は大事だけど、予算内でコーディネートを納めると、お客さまを満足させるコーディネートはできないことがよくあるのよ」

私「なるほど…」

 私はその言葉を心に刻みました。

 そしてまたある時には、

「ICは提案型の営業よ」、これもKさんの言葉。私のICについてのイメージはどちらかというとアドバイザーでした。それが数字重視の「営業」とは…。結構ショックな言葉でしたが、資格取得後、うすうす感じていたことでもあり、「やっぱり…」とも思える一言でした。

 これはあくまで氷山の一角で、新米ICの私にとっては皆さんから飛び出すアイデアの数々、それを形にする方法など、学ぶべきことばかりです。11月まで、これからもいろんなことを勉強させていただくつもりです。

 そうそう、プレゼンは家具組合の皆さんの前で行いましたが、皆さんとても協力的で、スムーズに進んでいきそうな予感を残しつつ、無事終了しました。

 次は小物や植栽の選定です。

 

 

 

 

Vol.5 「Experience(ケイケン)」

  今回私が参加している『中四国家具合同展』コーディネートブース制作は家具のセレクトを終え、各メーカーさんからの家具提供の確認も終えた。

 次に取りかかったのがブースの床・壁の提案。通常のブースは内装業者さんの提示されているパンチチングカーペットやビニール壁紙を選んで施工となるだが、ここに待ったを掛けたのが、内装工事会社で20数年ICをされていたベテランのKさん。ブース図面の床部分を縦・横・斜めとデザインし、床材を指定。壁についても同じく、「この部分はこのメーカーさんのこの壁紙で…」と総合プロデューサーのOさんと語り合っていらっしゃる。

 

なるほど、「インテリアコーディネートは家具だけにあらず!」と身を持って感じる。

 

かくして、施工業者さんの指定外の材料に関しては、HICAの賛助会員のメーカーさんに提供をお願いしてみようということとなった。HICAには地元を支える多くのインテリアメーカーさんが所属してくださっているのだが、いつも温かい手を差し伸べていただいている(私は協会のパーティーなどで名刺を交換するのみにとどまっているのだが…)。

そこで力を発揮されたのが、地元住宅会社で正社員としてICをされているOさん。材料のお願いにお伴すると、先方の担当者さんが「あ、Oさん。いつもお世話になっています」と二つ返事で援助を申し出てくださることが多く、やはり普段からのおつきあいは大きいなあと痛感させられた。

 

そんな私は、今回参加したことで自分の力の無さを見せつけられるばかり。「私は何の役にも立てない」と劣等感の塊になることも多い。しかし、その度にこう考えている。「私には今回の経験はとても役にたっている」と。コーディネーターが床材を選ぶ現場、カーテンを吟味する様子、施工会社さんとの打ち合わせのシーン、すべてが見たいと願っても普段は見せていただけないことばかりなのだ。そう思いなおし、打ち合わせの際には自分なりのアイデアをぶつけてみたり、素人なりの見解をお伝えしてみたりしている。そして、たまに私にもできそうな仕事は進んで引き受ける。行けそうな現場には顔を出す。

 

10月も中旬となり、そろそろイベントの頭が見えてきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Vol.6 「2 weeks」

  それぞれ仕事がある上に、福山市・安芸高田市など離れた場所に住む私たちは、10月19日に5人で打ち合わせをしたのを最後に、11月8日の搬入日まではメール中心で各自役割をすすめることになりました。

 

  『中四国家具展』まで残り約2週間です。家具の選択と壁紙・床材のセレクトは終えていました。小物も手を挙げていただいた賛助会員さんのところを回り大まかにセレクトを終了し、照明も市内の照明施工会社さんでお借りできるところまできました。料理を仕上げるための材料はそろったというところでしょうか!? しかし、その材料をどう切るか?味付けするか? 実はここに意外と時間と根気がかかるということを私は後になって知りました。

 

  壁、床などは家具展全体を仕切る施工会社さんの方でやっていただくことになっていましたが、ICブースに関しては用意した床材の貼り分けや、マスキングテープやしっくいを取り入れた壁紙の貼り分けも指定させていただきました。KさんとOさんが中心となり、数値を割り出し設計図面を書いて電話やメールで施工会社の担当さんと打ち合わせしたようです。

 

 

  コンセプトなどの紹介パネルの原稿制作と打ち合わせは、及ばずながら私が担当しました。

 そして、今回のICブースのテーマである『自然回帰』を表現する上でどうしても取り入れたいもの、植栽。それをフラワーデザイナーの資格を活かし て担当してくださったのがMさんです。Mさんは、数回の打ち合わせの内にICブースに飾る植栽をイメージし、さらに私たち担当者の「グリーンウォールがほ しい」「大振りの枝がこの位置にほしい」などの要望も取り入れて材料を調達し、搬入までに製作すると言ってくださったのです。

 

 

 

  そんなこんなで、「最後までがんばりましょう!」が合い言葉の一斉メールを何度も交わしながら緊張の2週間を過ごした私たちは、ついに搬入の11月8日を迎えました。

 

 

 

 

 

 

Vol.7 「Are you ready?」

11月8日、ついに『中四国家具展』開催前日、そして搬入の日がやってきました。実は前々日には床・壁の製作組立が行われましたが、ベテランのOさんとKさんにお任せしました。

  私と同期のYさんは、途中、賛助会員さんのショールームでお借りした小物を積み込み、10時過ぎ、産業会館に到着しました。

 先に着いていたOさんの案内で会場に入ると、会場内には大型トラックが入りこんでいたり、施工会社の人が作業をしたり、家具メーカーの方が家具を搬入していたりと、すでに大にぎわい!

 

  その中に、「ありました!」われわれのICブース!! すでに床が2種の床材で貼り分けられ、壁のマスキングも張り込み済み。エントランスとスクリーン用のしっくい壁も配置済みで、ダダ~ンと出来上がっているではないですか! 感激です! しかし、感激に浸っている場合ではありません。各メーカーさんからは家具が次々と運び込まれ、「これ、どこに配置しますか?」との声が…。

  植栽の仕上げをしているMさんに挨拶を済ませ、Oさんの指示を仰ぎつつ、イベント初体験の私とYさんはひたすらお手伝い。ブース内の掃除や家具の移動、小物のチェックなどを進めます。

 

  お昼を過ぎて家具の配置がほぼ終了したころ、前日、ブース設営に貼り着いていたベテラン・Kさん、HICA役員で協力を申し出てくださったMさん、Hさんが次々とご到着です。

 と同時に準備は最加速。小物やプロジェクター、紹介パネルに植栽とブースがどんどん華やかになっていきます。

 そして、私はまたここでKさんマジックを見てしまいました。これまでもその発言や仕事ぶりでたびたび私を驚かせくれたIC歴20年以上のKさん。

 

ブース上部2100mmから垂らすカーテン生地を取りつける際です。お借りしてあったのは幅3000mmのカーテン生地が2枚。これをわずか1800mm幅のバーに取り付けるのですが、「何となく雰囲気良く垂らす」というOさんの要望に、私とYさんで何とな~く垂らして、「これは2枚は多すぎる。どちらか1枚を垂らそう」と結論をだしました。ところが、そこに待ったを掛けたKさん。用意していた脚立に登り、カーテン生地を器用に手繰り寄せながらひだを作り、ピンで止め始めました。そして、ピン渡しのアシストをしていた私の目の前で、都合6メートルの2枚の生地が見事なカーテンに完成したのです。私は実感しました、「美しい吊り方で、1枚の生地がさらに美しさを増すのだ」ということ。これぞICの仕事!(これじゃあ、私は一般ユーザーと変わらないではないか! すみません。)

 この日はそんなマジックをあちこちで見る日でした。

 

  Oさんが、小物を並べては引き、引いては足して完成させたキャビネットは抜群の配色で収まっています。

 

  植栽を一手に引き受けてくれたMさんは、何本も持ち込んだ大きな枝をその場に合わせて生き生きと仕上げてくれました。さらに、私たちの要望通りに作られた幅300mm・長さ4000mmのグリーンウォールは、同じくMさんがこの数日でコケや葉から準備し、組み上げた力作でした。

  一つひとつ挙げていけばきりがありませんが、そんなマジックが積み重なって、すっかり陽も落ちた18時にブースは完成し、翌日のイベントを待つのみとなりました。

  ホッとして家に帰った私のところにかかってきた1本の電話。「準備は大丈夫? まだかかっているんじゃない?」。それはHICA会長M・Oさんからの心配の電話でした。自らも2人のお母さんであるMさん。会長という地位にありながらけっして気取らず、お母さん的な優しさのある言動にいつも勇気づけられます。この方も私の尊敬する女性の一人です。

  

Vol.8 「Event!」

 6月に始動した「中四国家具展・ICブース製作プロジェクト」ですが、ついに11月9・10日に広島県立産業会館で本番を迎えました。

 9日はOさんとYさんが会場に貼りつき、本日10日は私とMさんの担当。そして夕方16時終了後の搬出に担当者5人が集合する段取りとなっています。

 朝10時の開場に合わせて到着した私。すでに会場内・ブース内とも照明は点灯済みで、しっくい壁をスクリーン代わりにして流すイメージ映像のパソコンデータを立ち上げ、商品のパンフレットなどをセットして準備完了です。

 ほっと一息、見まわした会場内は、まだまだ人影はまばら。家具組合事務局の方を見つけて挨拶がてら状況を伺いましたが、「2日目の今日は、昨日より来場者は少ないでしょう」とのこと。ブースの様子を見計らって、「今なら!」と、会場内を一周してみることにしました。会場内には、自社のショールームを持たれている大手家具メーカーさんから工場のみの会社まで、中四国のさまざまな家具メーカーさんがブースを出展しています。特にショールームのない会社の商品は、小売店さんでたまたま見かけなければ、なかなか見ることはできません。

 

IC資 格を取ってから、友人・知人から「こんな収納家具ない?」「ダイニングテーブルを探してるんだけど…」などと、仕事にならない相談がやたらと増えた私。 「あ、こんなところに!」「これはこの人が探していたものに近いなあ」など、たくさんの家具との出合いがありました。この家具展のブース全部を回ってパン フをいただくだけでもICにとってはかなりの情報収集です。

――と、先ほどからスーツ姿のおじさま方の中で、異彩をはなっているブースがあります。広島市立大学芸術学部の椅子デザインブースです。柔らかな頭でデザ インされた常識にとらわれない作品が並んでいます。メーカーのデザインナーさんには「商品化にはほど遠い」と一掃されていましたが、なかなか見ごたえがあ りました。その中でくったくない笑顔で話しを聞かせてくれたのが佐々木愛ちゃん(ちゃんと付けたくなるほどかわいかった! 名前を出すことは本人の許可を 得ています)。「夏休みから製作を開始したが、デザインすることと形にすることは別物で、製作段階でかなり苦労した」と話してくれました。彼女は大学3年 で、これから就職問題に直面していくようでした。彼女のような輝く瞳を持つ若者が、夢を持って羽ばたいていける社会であってほしいと改めて感じずにはいら れませんでした。

 

「がんばれ、愛ちゃん!」

 

そんなことを思いながらICブースに戻ってみると、同じくブース担当のMさんがお客さまにHICAの広報誌を配りながらお話しをされています。「せっかく足を運ばれたお客さまにHICAやICのことを知っていただいて、少しでもみんなの仕事につながれば…」とのこと。なるほど…。お客は全国のバイヤーさんだからと仕事のことはあきらめていた私ですが、確かにICのことを広めるきっかけにはなるんですね。私もあわてて広報誌を手にしました。

 

それをきっかけに話しかけてみると、お客さまの家具に対する質問や要望を引き出すことができ、なかなか充実した時間となりました。

 

外は陽が傾いて少し肌寒くなってきたようです。Kさん、Oさんが会場に顔を出されました。時計を見上げると、まもなく16時、閉館です。

 

 

 

 

Vol.9 「Goal!!」

  

広島県産業会館の大きな掛け時計が1610分前を差したころ、通用口から20名近い男女がわらわらを現れました。その様子はまるで映像でたまに見かける国税査察官の一斉取調べ(?)。そして、その皆さんはまっすぐ会場内裏手の控えスペースへ消えて行きました。

 

『あれはいったい何?』と考えている間に時間は16時、家具展終了の時間です。それを伝えるアナウンスが流れた途端、先ほどの皆さんが再登場! ブースに設置された家具をバラし始めました。そう! 彼らはどうやら○リームベッドさんの撤収部隊の方々だったようです。

そのすばやい動きに見とれていた私をよそに、ほかのブースもてきぱきと撤収を開始。OさんもKさんもそしてMさんもすでに撤収作業に入っていました。



あんなに時間をかけたブース作成だったのに、終了となると感慨にふける暇もなく、あっけないもの…。しかも、まる2日の展示会の疲れなど微塵も感じさせない、皆さんのすばやい動き! どこにその力を温存していたのでしょうか? 初めての経験に目を白黒させる私に、Oさんは「そんなものよ!」と、にが笑いでした。



閉館からわずか30分。ほとんどのブースが空になり、後はイベント設置会社の方にお任せして、各メーカーさん共、引き上げの様子です。我々も事務局さんに挨拶を済ませ、会場を後にしました。そして、向かうは反省会という名の打ち上げ会場!! 前回の打ち合わせ時、Oさんからその提案があったとき、みんなの顔が輝いたのを私はしっかりと確認しました。やはり、打ち上げあってのイベントです。これまでは、余談という余談をなるべく遠ざけ、必要事項のみの話し合いに終始してきた私たちですが、ついにこのときがやってきたのです。(あ、書き忘れていましたが、Yさんは撤収時に登場予定でしたが、私が撤収を長丁場と踏んで17時からと伝えていたため、最後の方に決まり悪そうに合流されました)。



さて、Oさんおすすめの居酒屋に場を移して、私たちはひとしきり今回のイベントについて感想・反省を語り合いました。そして待ってましたのICトーク!

「せっかくの新築の家もカーテンに手を抜くと残念な感じになるのよねえ。私たちはカーテン一つでもお客さんの好みを見つけて、それをさらに引き上げてあげるのが仕事だから…」。乾杯用のビールから熱燗に切り替えたKさんのトークが光ります。



この夜は、時に真剣に、時に大笑いしながらあれこれと語り合いました。そして、先輩であるKさん・Oさんが私たちに自分が経験から学んだ知識を伝えようとしてくれているのをひしひしと感じました。

私はこのイベントで貴重な経験をし、信頼できるICの先輩を得ることができました。そうしてこれがまた次の私へとつながって行くのだろうと感じています。

さて、2012年。一体、何が待っているのでしょうか?

 

 

このコラムはひとまずこれで完結させていただきます。また、IC・ウニコとして皆さまに文章をお届けできる機会があればと思っています。これまで私のつたない文章を読んでくださって、ありがとうございました。 ―ウニコ―

 

 

 

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